島で唯一の高校「折後島高等学校(通称:折高)」に転入した彼は、慣れない暮らしに戸惑いながらも、ちょっと気になる女の子・波島沫乃(山川ひろみ)や、素直でまっすぐなクラスメイトたちとの出会いをきっかけに、少しずつ心をひらいていく。
合唱コンクールの強豪校である采高の部⾧、貴宝院理津(小山慶一郎)は、彼らを鮮やかな歌声で迎え入れるのだった。
友情も、恋も、歌も——
まっすぐには進まないからこそ、ひとつひとつの瞬間がかけがえない。
静かな時間が息づく離島で紡がれる、青春のハーモニー。
その歌声は、あなたに届き、そして心と心をつないでいく—。